2016/12/17
あなたはどんな時に笑いますか?
楽しいことがあった時。
嬉しいことがあった時。
面白いことがあった時。
殆どの人が「何か自分を笑わせる出来事があった」時に笑うと思います。
つまり「面白いから笑う」「楽しいから笑う」という価値観の中で生きています。
では、もし面白いことや楽しいことが無ければ、あなたは笑いませんか?
「当たり前じゃない!
なんで面白くもないのに笑わなければいけないの?
馬鹿じゃない!」
そんな言葉が聞こえてきそうです(笑)
しかし、心理学では「面白くなくても笑ってみれば楽しくなる。」ということが定説になりつつあります。
本来こころと身体は繋がっているので「面白いことがあると笑う」いう逆のパターンで、
「笑っていると面白い」状態になってくるのです。
「顔面フィードバック現象」というのがそれです。
検索するとたくさん出てきますので、聞いたことがあるかもしれませんね。
ところが、現代社会ではこころと身体がバラバラになってきているので、
なかなかそれを実感できません。
普段、愛想笑いを頻繁にする人はその傾向が強いと思われます。
折角、私たちのこころと身体にはこんな素晴らしい仕組みが備わっているのに、
実際にこれを実践している人は意外に少ないのです。
というのも多くの人が頭では解っていても、身体で納得していないからです。
特に日本では「笑い=お笑い」の影響が大きいので、
どうしても笑う時にはネタやオチ等の理由を探してしまいます。
そこで、この笑いをエクササイズにして簡単に体験できるものがあるのです。
それが「ラフターヨガ」(笑いヨガ)と呼ばれるものです。
元々はインドの医師であるカタリアさんが、病気にならない為には笑いが効果があるということで
毎日公園で面白い話をする集まりを開いていました。
でも、面白い話なんてそんなに毎日あるわけないでしょう。
やがてネタが無くなると、風刺や他人を傷つけるような笑いが増えてきました。
笑いの集まりなのに怒ったり悲しんだりする人が出てきたのです。
カタリアさんは悩みました。
「笑いは健康に良いのは間違いない。笑うとみんな明るく元氣になる。
しかし、笑いは時には人を傷つけることもある・・・。
誰もが傷つかないで、笑える方法は無いのだろうか?
そうだ!
ネタが人を傷つけたり悲しませたりするのなら、
ネタ無しで笑えばいいじゃないか!」ということで、
早速公園にいる仲間とネタ無しで笑ってみることにチャレンジしました。
最初はみんな半信半疑でしたが、
やっているうちに徐々に楽しさが伝わってきて、
数分間も笑いが続いたそうです。
「これはイケる!」と思ったカタリアさんは、
誰でも、いつでも、どこでも、簡単に笑えるようにエクササイズにしました。
それが「ラフターヨガ」(笑いヨガ)です。
笑うエクササイズなので、ギャグやユーモアは必要ありません。
ネタ無しで笑うのですよ!!
これ自体が最高のオチじゃないですか?(笑)
これは全く新しい笑いなんですよ。
私はこれを『第三の笑い』と名付けました。
第一の笑いは自然発生的に起こる笑い。
第二の笑いはギャグやユーモアを使った笑い。
第三の笑いは楽しくなるために自ら笑う笑い。
「面白いから笑う」のではなく「笑うから面白い」のです。
この考え方が身に付けば、
「人生を楽しくするのは自分の氣持ち次第。・他人や周りの出来事は関係ない。」
ということがスッとこころに入ってきて、自然に愚痴や不満がなくなります。
まさに『第三の笑い』は人生を変えるのです。
しかも、笑うだけですよ!!
ラフターヨガ(笑いヨガ)はそれを手軽に体感できるの笑いのエクササイズです。
TVや雑誌等でも取り上げられていて、最近では「an an (1979号)」でも掲載されていましたね。
元々は健康になるための笑いのエクササイズが、
今では幸せを呼ぶレッスンにまで広まってきているのです。
私は8年程前に初めて体験したのすが、その時は正直なところ「なじゃこりゃ?」の感想でした(笑)
でも続けているうちに徐々にその効果の大きさに惹かれて、
今ではそれをビジネスで活かせるようにアレンジして
ストレスマネジメントやコミュニケーション研修までしている次第です。
あなたも人生を変える『第三の笑い』を体験してみませんか?
来年1月に名古屋と大阪で講座を開催します。
詳しくはこちらをどうぞ。