2016/12/17
感情を取り戻すために
前回のブログでは感情を抑え込んでいると感情の反応に鈍感になってきて、
自分が何を感じているのかも解らなくなり、コミュニケーションがうまく取れなかったり、
刺激を求めて不倫、ギャンブル、薬物、万引き等にハマってしまう可能性があるということ。
そしてこれらの原因が感情を抑え込むために胸の周囲が硬くなる「筋肉の鎧」と 「こころの鎧」だと書きました。
私はラフターヨガをやっているので、ヨガの観点からも書きますと、
胸の周りといえばアナハタチャクラと言われるエネルギーポイントです。
ハートチャクラとも言われ「愛情」「感情」を司っています。
この部分が硬くなってうまく機能しなくなると、
・素直に感情表現ができなくなります。
・愛情表現も偏ってしまい、相手の事しか見えなくなる。
・逆に何でも理論的に考えるので冷たく感じられる。
・人と分け合うことができない。
などの面がでてきます。
感情は人間が生きてゆくために必要なものです。
それを抑え込んでしまうと生きるためのエネルギーも減ってきます。
自分の感情をちゃんと理解することで、 他人の感情（氣持ち）を理解することもできるようになります。
では、自分の感情を理解するにはどうすればいいのか？
お待たせしました。 やっと本題に入ります・・・。
＜感情を取り戻すために身体と心を緩める＞～身体編～
①全身をブラブラさせてリラックス。
まずはこれまでの経験で積み重なってきた身体の緊張、強張りをほぐしてゆきます。
全身の力を抜いて身体を上下に揺らしながらブラブラさせるだけです。
肩に力が入らない様に注意してください。
体力があればその場でジャンプしてもOKです。
ジャンプは全身の力が抜けていいですね。
特に時間は氣にせず、疲れたやめればいいです。
いつでもどこでも、全身の力を抜く習慣をつけましょう。
私は朝起きた時、仕事前、嫌な事があった時などだけでなく、
しょっちゅう身体をブラブラさせていますよ。
人生もブラブラしてますが（笑）
②肩を回す。
胸を開く前に裏側にある肩甲骨を大きく回して背中をほぐしてゆきます。
前回りの後、後ろ回りもします。早く動かすより、ゆっくり大きく動かします。
③胸を開いて深呼吸。
全身がほぐれたら胸を開いて大きく深呼吸をしましょう。
身体の中に溜まった嫌な氣持ちを全部吐き出して、
澄んだ新しいエネルギーを取り入れましょう。
但し、これらをする時に、嫌なことは決して考えないこと！
嫌な事を考えながらすると無意識で身体は元に戻りますからね。
そうではなく、身体の内側から要らないものが出てゆき。、綺麗になってゆくイメージで行ってください！
まずは今日からこの三つを実践してみてください。
以前も書きましたが、
・単純な行動
・繰り返し
・言葉（思考）と身体（行動）と心（氣持ち）の一致
この三つが必要なのです。
次回は音を使ってハートを開くやり方を書きます。
笑うメンタルヘルストレナー 杉本あきほ
