笑顔のヒント

ストレスの無い元気な毎日を過ごすために

ストレスの原因は自分

time 2015/12/08

ストレスの原因は自分

画像出典:www.google.co.jp

世界で初めてストレスにむきあったのは誰か?

やはり釈迦でしょうね。

 

・生きること

・病になること

・老いること

・死ぬこと

この4つが人間の苦しみのカテゴリーだと理解しました。

 

病老死は生まれたと同時について回るものだから、

人間は生まれた瞬間から苦しみになるんですよ。

 

ン?

ちょっと待てよ?

他の生物も生まれた瞬間から病老死はついてまわりますよね?

ならば他の生物は苦しみに満ちているのかな?

 

人間と他の生物との一番の違いは何か?

それは人間には「欲」があるということ。

「もっと楽しく生きたい。」

「もっと元氣になりたい。」

「もっと若返りたい。」

「もっと長生きしたい。」

この「もっと、もっと」こそが苦しみを生む原因であると釈迦は突き止めました。

求めているものが手に入らないといって苦しみ、

手に入れるために他人を苦しめたり、苦しめられたり・・・。

モノだけでなく、他人の心や行動までも思い通りにしたいという「欲」。

釈迦の時代も現代も人間のストレスの原因は変わりません。

 

苦しみの原因は解った。

ではどうすればその原因を取り除くことができるのか?

「欲を失くすことだ。」と釈迦は解いています。

至極当然の理論です。

 

しかし「欲」の根源にあるものは「愛」でありピュアなものであるということです。

それを失くしてしまえば生きる欲もなくなり、人類は途絶えてしまいます。

だから釈迦が言っているのは執着や我欲等の「煩悩を失くす」ことです。

 

そのためには

・正しい観方(偏らない)

・正しい考え方(我欲にならない)

・正しい言葉(嘘、悪口、愚痴を言わない)

・正しい行い(盗み、殺傷、肉欲)

・正しい生活(商売、仕事で不正をしない)

・正しい努力(安易な近道をしない)

・正しい修業

・正しい心の統一(瞑想)

以上を実践しなさいと説いています。

一見、簡単そうではありますが、あなたはいくつ実践できていますか?

ちなみに今の私は…(汗)

 

さて、ここで大切なことは、釈迦は「ストレスを失くすには自分を変えないといけない」ということです!

 

 

「違う!私は悪くない。ストレスの原因はあいつのせいだ!」という方もいるかもしれませんが、

その考え方こそがストレスを生む原因なのです!

 

嫌なことを他責にするのは簡単です。

でも自分のストレスの原因を相手に押し付けても本当の解決にはなりません。

釈迦は自分の苦しみの原因にしっかりと向き合いました。

だからこそ苦しみを失くす方法を見つけたのです。

 

何故自分はストレスを感じているのか?

何が自分を苦しめているのか?

そこにしっかりと向き合ってみてください。

ストレスの原因は自分にあるということが解ってきますよ!

 

自分との向き合い方は改めて書きましょう。

 

その他

オフィス共笑 代表

杉本 あきほ

杉本 あきほ

身体は元気でも嫌な気持ちを溜めこんでいては、どんどん元気は減ってきます。そこで怒りや不安を手早く解消するための身近なヒントを綴っています。 [詳細]

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