2016/12/17
「氣を付けぇ～～～～～～～～～っ！」
形の中に力があり、今の姿勢（形）があなたの氣分を生み出しています。
姿勢（形）を変えるだけで氣分は変わるのです。
前回の続きですが、
イライラしている時に腕組みをしていることがあります。
実際にやってみると解ると思いますが、
腕組みをすると無意識で表情が険しくなりませんか？
少なくとも笑顔にはならないと思います。
腕組み姿勢は「拒否」「防御」を象徴していています。
どう対処しようかと考えることが必要なので、
どうしても頭に氣が上ってしまいます。
なのでイライラしている時に腕組みをすると益々イライラすることを考えてしまいがちです。
こんな時は頭に上った氣を降ろすとイライラが収まります。
そんな時の形は？
「氣を付けぇ～～～～～～～～～っ！」です。
小学校の時から何度もやらされてきたあの姿勢です。
①足の裏を地面につける。
②踵とつま先を付ける。
③肛門を閉める。
④背筋を伸ばし胸を張る。
⑤顔は「キリッ！」
この①から⑤までを順番に意識してみてください。
すると頭に上っていた氣が下におりてきます。
私たちは同時に二つのことを考えることはできないので、
足先に意識をもってゆくだけで、イライラを忘れているのです。
そして下から順番に意識を上に上げてゆき、
⑤の顔はキリッで氣分を切り替えるのです。
頭だけで氣分を切り替えようとしてもなかなか切り替わらないので、
身体を使って切り替えるわけです。
この「氣を付け姿勢」は全身に一本筋を通す姿勢ですから、
氣分を切り替えて何かを始めたいときには効果的ですよ！
そうそう！
氣を付けダイエットというのもあるそうですよ！
つづく
今日も最後読んでくださりありがとうございました。
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