笑顔のヒント

ストレスの無い元気な毎日を過ごすために

古事記から学ぶ「日本の伝統的ストレスマネジメント」⑤

time 2016/04/23

古事記から学ぶ「日本の伝統的ストレスマネジメント」⑤

「洗う」⇒「笑う」⇒「祓う」⇒「払う」⇒「掃う」=掃除!?

 

また「はうらネタかよ!」と突っ込まれるかもしれませんが、

もう少しお付き合いくださいませ。

 

「洗う」⇒「笑う」⇒「祓う」⇒「払う」と続いたのですが、もうひとつ「掃う」という字もあります。

すすを掃うの「掃う」ですね。

「はらう」には不要なものを取り除くというニュアンスがあり、

我欲私心をはらうことで心を清らかにする意味が込められています。

ですから私たちは日常的に行う色んな「はらう」行為に、心を清らかにするという意識をこめることで

「行為」を「所作」にすることが大切なのです。(所作について)

昨日の「払う」も、お金を払う時に感謝の心をこめて「ありがとう」ということで、

お金に感謝のエネルギーがこめられてあなたから発信されるわけです。

 

では今日のテーマの「掃う」は?

掃の字は「ホウキではく」の「掃く」です。

つまり掃除です。

掃くという行為でその場が清められると同時に自分の心の中の嫌な氣持ちも掃き出すのです。

最近はホウキよりも掃除機が圧倒的に多いですね。

でも掃除機は掃き出さないで、汚れを吸い込むからね(笑)

まして自動掃除機だと自分の心の掃除も他人任せにしているかもしれませんよ(笑)(笑)

やはり掃除は自分で身体を使って綺麗にした方がいいですね。

私の部屋はとても散らかったいますが、毎日机の上やトイレの床を拭くのと玄関は掃いていますよ。

そうすることで自分の氣持ちも晴れやかになります。

会社勤めの人はウエットティッシュや卓上ホウキ等を用意しておくと、

サッと机の上を掃除すると氣分転換にもなりますよ!

 

さて、この「拭く」と「掃く」は場を清めるツートップですが、

「ふく」と「はく」…これは一体??

 

次回、いよいよこのシリーズ最終回。

古事記に記された全ての禍を失くしてくれる所作とは?!

これが「日本の伝統的ストレスマネジメント」だ!

お楽しみに。

 

笑うメンタルヘルストレナー 杉本あきほ

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