2016/12/17
先日webで出張のホテルを予約しようと思い、初めて利用する会社に利用者登録をしていた時のこと。
記入例を見ながら住所欄を入力して登録ボタンを押しても何回もエラーがでる。
例では地番の後に建物名と号室が表記されているので、その通りに入力しているのだが
何度やっても「使用できない文字を使用しています」と表示がでる。
漢字がダメなのかなと思い、ひらがなにしたりカタカナにしてトライしてみるけどやはりエラーになってします。
徐々にイライラしてきている自分が解ります。
いかんいかん!
こんな時は大きく深呼吸して「ラッキー!!」と言って笑ってみることにしています。
すると自分の中で「この会社とは契約するなというメッセージかもね!」と思考回路が切り替わります。
とわいううものの少し未練もあったので、最後に建物名を入れないで部屋号数だけ入力してみれば、
なんと登録完了のメッセージ表記。
ヤッタ~!という嬉しい思いと、記入例がおかしいじゃないかという怒りが混じった複雑な氣持ちですね。
こんな氣持ちの時、あなたならどうしますか?
すぐにコールセンターに苦情を入れて怒りをぶちまける人もいれば、
ネットの口コミサイトに書き込んだりして鬱憤を晴らす人もいます。
確かに記入例の通りの入力してもうまくいかないのは会社に問題があるかもしれません。
ただ、それは自分の視点でだけみた場合の話です。
どういうことかというと、
「使用できない文字を使用しています」という表示が何度も出ていたのに、
私は何度も建物名を入力しようとしていました。
ここでももし「パソコンがNoと言っているならそれに従おう。」という視点の切り替えを
もっと早くしていればすんなり登録できたわけです。
それを私は「記入例に建物名が書いてあるんだから。」という考えに囚われてしまって、
何度も同じ失敗を繰り返してしまいました。
最後には、webの書き方が悪い!と怒りまで感じていました。
これは単に私の頭が固かっただけなのかもしれません。
もっと柔軟な人なら「使用できない文字を使用しています」の表示がでれば、
「じゃあ数字だけで入力してみるか。」とすぐに文字を変える方法をとったかもしれません。
ここで全てを会社側の責任にして文句を言うこともできます。
でも少し広い視野で自分の行動を振り返ってみると、
案外自分の不注意や固定概念に縛られていただけのことが多いものです。
特に40代以上の方は人に文句を言う前に、
まず自分の行動を広い視野で観る習慣をつけましょう。
自分の立場だけで怒っている人は、第三者からみるととても滑稽に映る時がありますからね。
私が物事を広い視野で観ることの大切さに氣付いたきっかけになった「ZOOM」という絵本があります。
これはその動画です。なかなか面白いですよ。
今もし、イライラしていたら、もう一人のあなたが2階から見ていると想像してみてください。
あなたはどんな風に映っていますか?