2016/12/17
氣持ちを表す文字は手入力する
ストレスというものは簡単に言えば「自分のやりたいことができない状態」であり、
誰でも毎日感じているものです。
でも特にそのなかで「自分のやりたくないことをしなくてはいけない状態」を
ストレスを感じると表現しています。
この「自分のやりたくないことをしなくてはいけない状態」というのは
例えば愛想笑いが解りやすい例でしょう。
自分が嫌いな上司やお客さんに対して、その場の雰囲気を壊さない様に笑顔で応じるのですが、
この時は身体(行動)と言葉(思考)と心(氣持ち)がバラバラになっています。
これがストレスを感じている状態です。
そしてこの状態が長引くと身体は危険シグナルを発して何らかの不調を訴えてくるのです。
だから普段から身体(行動)と言葉(思考)と心(氣持ち)を一致させる所作が大切です。
そのひとつに「メールは全て手入力する。」というのはどうですか?
最近はスマホ・ケータイ・PCは殆ど予測変換や文字記憶機能があるので、
「あ」と入力すると「ありがとう」がでてきます。
でもこれは行動レベルでは「ありがとう」の入力ではなく「あ」の入力です。
「あ・り・が・と・う」と一文字ずつ入力することで、身体(行動)と言葉(思考)と心(氣持ち)が一致するのです。
「いつもお世話になっています。」も一文字ずつ入力することで、文字にあなたの氣持ちがこもるのです。
面倒かもしれませんが、せめて「ありがとう」「嬉しい」等の感謝の言葉は手入力してみませんか。
笑うメンタルヘルストレナー 杉本あきほ